2016年7月6日水曜日

機械式カメラを使っていく上で、もっとも大切なもの。修理をしてくだる技術者の方たち。

前のブログでふれた父から譲り受けたカメラのその後
光が漏れてても修理せずに使おうを思ったけれど、思い直した。

壊れたまま使い続けていたらいつか本当に致命的に壊れてしまう気がした。
人形町にあるカメラのロッコーさんに行ってきましたよ。

店に入ってすぐの机に店主のHさんがいらっしゃった。
かなりの職人オーラを出している。

「修理の相談をしたいんですけど」と話しかけると、慣れた様子の受け答えで一気に安心してしまった。
こちらの説明を聞いた上で、外観を一瞥してさっと手に取りポイントを手早くチェック。そして「ああ、直りますよ」のセリフ。ここでもう信頼度マックス。
職人的なぶっきらぼうさはあるものの、本質的に丁寧で明快。これがプロだなと思う。発言すべてに安心を伴う力強い断定性がある。

実は何週間か前に新宿付近の某所にある、某「修理もできる中古カメラ屋」にも相談に行った。その時はもう相手にされずすごすご帰った。
そんなこともあったので、ロッコーさんの対応には感動すら覚えたのだ。

カメラのロッコーの店主 Hさん。修理風景を撮らせていただいた。
修理の方針、内容の説明も明快でわかりやすい。きちんと症状を説明してくれて、何をどう直すかを教えてくれるのだ。
これは「名医の特徴」だ。

安心して機械式(電池がなくても動く)のフィルムカメラを使うには、こういった名医を知っていることはとても大事なことだと思う。
ロッコーさんは聞けば親切になんでも教えてくださる。
ブローニーのフィルムの入れ方も親身になって教えてくれた。
 
お話してくださった中で、いわゆるクラシックカメラについてとても印象的なものがある。
「状態の良いもの、直せば状態が良くなるものは、おかしなことはせずに次の世代に残さないといけない」
言葉そのままではないがこのようなことお話ししてくださった。

机の上や、まわりは様々な道具であふれている。どんな修理にも対応できそうだ。
こういう方のおかげで、
福井はのんきにフィルムカメラで撮影を楽しむことができるのだ。
本当に感謝。


ところで
保存場所&作例公開の場所としてFlickrを使っているけど、ついにフィルムカメラで撮ったやつの方はデジタルの数を上回ったかも。もっとさかのぼればデジタルの方が多いけど、Flickrを再開してからではもはやフィルムの数がうわまった。

https://www.flickr.com/photos/137111067@N02/

やっぱり使いやすいなー。


2016年6月19日日曜日

街スナップ  LeicaIIIf+沈胴式Summicron50mm/f2




































スナップはふいにコミュニケーションがはじまるのが楽しい。




















なんだかんだ言いつつ、
某デジタル機と、レンズを手放して
LeicaIIIfを買った。
レンズは「エルマーにしろ」と店員さんに言われたけど、
ズミクロンにした。


今回アップした写真はLeicaIIIf+沈胴式Summicron50mm/f2





この沈胴式ズミクロンのいい状態のものが全然見つからなかった。
ある大手中古カメラ屋さんでけっこういい状態のものを10万で見つけたんだけど、距離表記がフィートだった。フィートだと目測で撮るときに不便。どうしてもm表記のズミクロンが欲しかったんだけど、これが本当にない。
「メートル表記であること」「状態が良いこと」となると全然ない。
あきらめかけたところ、銀座の三共カメラさんでとっても良い状態のズミクロンを見つけた。ちゃんとメートル表記。
店主さんっぽい人もとっても親切で嬉しくなってしまった。
このお店、木村伊兵衛が週に四日もふらっとあらわれていたとのこと。
革ケースもいいのをみつくろってくれて嬉しかった。



2016年6月9日木曜日

1954年製のカメラを使ってみる!Canoniiのどれか

父が10代後半でつかっていたカメラを譲り受けた。
おそらくこれはCanonIIのどれか
1954年あたりの製造かな?
当時のCanonのカメラは判別が難しい。
最初はCanonⅣsbかと思ったけど、シャッター速度が500分の1しかないので、おそらくCanonIIあたりかなと推測。

ここまで古いカメラが、前オーナー(しかも全オーナー)がわかってる状態で手に入るのは嬉しい。

ころのレンジファインダーのカメラはフィルムを入れるのが大変。
なれればなんてこないけど、最初はスムーズにいかなかった。
ちょっと動画にしてみました。
手つきが怪しいのはお許しを。若干まちがった入れ方をしていたらそれもお許しを。
機種名が間違ってるのもお許しを。




さて作例です。
譲り受けたときは、間違いなく壊れてたと思ってたので長いことしまったままだった。
しかしまあ、なんとか写ったよ!
シャッター(もしくはシャッター幕)が怪しくて、左から光が入ってしまってるけど、これはこれで面白い。
修理にだそうかだすまいか悩み中。
いろいろ部品を入れ替えるより当時のままの姿・中身のままにしておきたい気もする。
でも道具として完全に復活させてあげたい気もする。


ファインダーは小さいけど、二重像がくっきり見えてピントが合わせやすい。機械的にファインダーの倍率をあげられるんだけど、こんな昔によくぞその機構をつけたもんだ。




光がバシバシ入ってきてしまうが、このレンズの味わいは好きだ。





しばらくこのままの状態で使ってみようかなと思う。

しかし65年以上、メンテナンス無し、修理無しでここまで動くのは本当にすごい。
このころのカメラは本当にタフだ。